昨晩、近所のお寺さんに行く用事があり伺うと門前の掲示板に、「咲くもよし、散るもよし、花は嘆かず今を生きる」という言葉が書いてあった。私を含め、人は何かあるとすぐに愚痴を言ったり、わがままを言ったりすることが多い。しかし花は、咲く時も散っていく時も、恨んだり悲しんだりせず、ありのままに生きている。
この言葉は坂村真民(さかむら しんみん)氏の名言集の中にある、「咲くも無心、散るも無心、花は嘆かず今を生きる。」という言葉に似ていることが分かった。住職がそれを参考に作られた言葉ではないかと思われる。一目見てこれほど感動できる、そして自分を戒める言葉に出会ったのは久しぶりである。
今日、還暦を迎えるにあたり、もう一度自分を見つめ直して頑張って行こうと思っています。