2019年6月21日金曜日

昨日の文化講演会の講師、菅井敏之さんは、想像以上に迫力のある方でした。時折風は吹いていましたが、暑い体育館の中にもかかわらず、生徒たちは先生の話が進むにつれてお話にひきこまれていったようです。
「稼ぐ力」、つまりビジネス力を高めるためには子どもの時からの過ごし方が重要であり、すすんでお手伝いをするなど、人の困っていることへの目配り、気配り、心くばりが大事であること。信用される人間になるためには、ウソをつかないこと、約束を守ること、謙虚であること。また、自分は「自分株式会社」の社長として、しっかりとお金の管理をすることなどをお話しされました。そして、最後には、本校生徒に熱いエールを送っていただきました。
講演終了後、菅井先生や集英社・中国新聞の方々は、生徒たちが熱心にメモを取りながら聞いていたことに感心されていました。私も何人かの生徒に感想を聞くと、「とても勉強になった」「元気が出た」と満面の笑顔で答えてくれました。豊かな経験に基づいた先生のお話は説得力があり、その内容は本校の指導(時を守り、場を清め、礼をただす)と軌を一にするものでもあり、生徒だけでなく私たちの背中もおしていただく講演会でした。
この講演会については、今朝の中国新聞に記事が掲載されていますのでご覧ください。
講演会で壇上に飾った花